IBMが2026年10月21日、音声認識モデル群Granite Speechを更新しました。新モデルの5.0 2Bは日本語の文字起こしと翻訳に対応し、Apache 2.0で公開されています。
要点
- granite-speech-5.0-2b が新登場。日本語を含む言語の文字起こしに対応
- キーワード指定は最大2,000語。製品名や人名を認識に反映できる
- Turbo CTC は日本語にも対応し、速度は従来の約1.6倍
- 4.1 2B Plus は長尺音声の誤り率が24%低下
- 全モデルがApache 2.0で公開され、Transformersに対応
新モデル 5.0 2B の内容
granite-speech-5.0-2b は4.1 2Bの後継で、パラメータ数は同じです。英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、日本語を文字起こしし、英語との間で翻訳もできます。キーワード指定は最大2,000語で、対応する全言語で使えます。
- 言語指定:プロンプトで入力言語を示せる
- 環境音への耐性:雑音や残響、遠いマイクの音声に強くなった
- 整形出力:句読点と大文字化をプロンプトで依頼できる
他の2モデルの更新
Turbo CTC(granite-speech-5.0-470m-turboctc)は英語専用でしたが、日本語など複数言語に対応しました。処理速度は 19,870 RTFx で、従来の約12,600から約1.6倍です。会議など複数話者の録音には、granite-speech-4.1-2b-plusの更新版が向いています。
更新版は名称、API、プロンプト形式が変わらず、重みの差し替えで使えます。
- 長尺音声:WERが13.53から10.22に低下
- タイムスタンプ:平均のずれが210.86から98.54に縮小
- キーワード:20語指定時の誤りが45%減少
活動者にとってのポイント
- 配信アーカイブの字幕を作る人は、日本語対応の5.0 2Bが候補です。固有名詞は最大2,000語のキーワードで指定できます。
- granite-speech-4.1-2b-plusを使う人は、仕様が同じため重みの入れ替えだけで更新できます。
- 日本語対応が記載されているのは5.0 2BとTurbo CTCです。4.1 2B Plusの日本語対応は公式には記載なしです。
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出典
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